エデルマン・オフィス

所在地
香港、湾仔
種類
インテリアデザイン / 商業プロジェクト
エリア
10,000平方フィート
ステータス
2016年に完成
クライアント
Edelman
建築デザイナー
A:I
ゼネコン
Eastern Sea Construction HK Limited
A:I プロジェクトチーム
Dennis Lee, Ivy Ip, Sanna Lee

エデルマンは、1952年にシカゴで創立された国際的なPR企業であり、世界中で5,000人以上の従業員を抱えています。「アジア太平洋・中東・アフリカ」チームは13カ国24拠点に1,500名のスタッフを擁し、近年では香港オフィスが急速に拡大し、テクノロジー・デジタルコミュニケーション・ソーシャルメディアなどの新領域のサービスを展開しています。

A:Iは、このオフィス拡張を解決するために委託され、個人のワークスペース・ブレインストーミングとコラボレーションのためのシンクタンク・簡易スタジオ/制作スペースとして機能する柔軟で多目的な作業エリアを開発しました。

設計の目的は、企業文化の改革によって創造性・効率性・生産性を向上させること。従来の「キュービクル型」や「ワークステーション型」のオフィスではなく、13メートル超の長い作業テーブルを新しいスタジオエリアの中心に据え、筆記用ガラスウォールやピンアップ用コルクボードの間に設置。また、チームが自由にアイデアを共有できるように、紙ロールを使用するカスタム「スケッチテーブル」も導入しました。

造作家具のプレハブ化を工場で最大化し、運営中のオフィスへの影響を最小限に抑えました。さらに、新しい家具はすべて解体・再組立が可能で、将来的な再設置や再利用を考慮しながら、資材や資源の無駄を最小化する設計を実現しています。