南京江心洲商住発展プロジェクト
所在地
中国南京市江心洲
種類
建築設計 / 商業・住宅プロジェクト
エリア
42,800平方メートル
ステータス
建設中
クライアント
FreeTech Road Recycling Technology (Holdings) Limited
ローカルデザイン研究所
Architects & Engineers Co. Ltd. Of Southeast University
建築デザイナー
A:I
A:I プロジェクトチーム
Dennis Lee, Celia Lun, Zoe Lam, Derek Lau, Sarah Chan, Ice Ou
南京江心洲は、南京市建邺区の東側、長江の中央に位置する槍型の島で、総面積は約15平方キロメートルです。2009年以来、南京市・江蘇省政府・中シンガポール・エコハイテク島開発会社が協力し、約20万人の住民向けの住宅開発を進めながら、植生やブドウ畑を維持する取り組みを続けています。「ガーデンシティ」の実現に向けて、低炭素戦略・水再生・再生可能エネルギー利用を推奨し、島内には製造業や工場は一切誘致せず、現代型農業・サービス業・技術企業の拠点とする方針です。江心洲(「川の中央にある島」の意)は、「環境技術発展のためのエコフレンドリーな島」へのリブランディングを目指しています。
オフィスのレイアウトは比較的容易ですが、住宅用途では600~1,000平方メートルという規模で最適な配置を見出すことが課題となりました。そこで、所有者の要請に基づき、中国主要都市の伝統的な邸宅の研究を実施し、入口からギャラリー、共有居住スペースへの空間の流れを分析しました。この研究を基に、プログラムダイアグラムを構築し、水平・垂直方向の部屋配置を最適化。各プログラムエリアを強調し、ファサードに特徴的なキャラクターを持たせ、開口部・テラス・バルコニー・スリット窓を活用して、採光を確保しながらプライバシーを維持する設計としました。